投資のいろは

株式について

 

株式

国内上場企業

外国株

 

株式とは、株式会社が会社設立や資金調達を目的として発行するものです。

投資家は証券会社を通じて、株式を購入することができ、株主になると株券が発行されます。 (2009年1月に、上場会社の株券の電子化が行われ、それにより、株主の権利は証券会社などの金融機関の口座で電子的に管理されるようになっています。)

企業が資金調達をする場合、他に銀行から借りるなどもありますが、株式の発行の場合は、 銀行の借入れと違い、返済の必要がありません。しかしその代わりに、出資者である投資家に対して、定期的に業績の報告をしたり、利益が出た場合は「配当」を支払ったりします。

株式市場に公開している(上場している)会社であれば、一般的に投資家は証券会社を通じて売り買いが可能です。 この売買を行う際に、区別するのに使われるのが銘柄コードです。通常は0000~9000の間で4桁の数字となります。

例)

  • 8473 SBIホールディングス
  • 8704 トレイダーズホールディングス   等

株式の売買の際の価格を、株価といいます。株式市場で、投資家の需給によって、株価が決まっていきます。 つまり売りたい人が増えると、株価は下がり、逆に買いたい人が増えると株価は上がります。株価は、株式会社の価値基準をあらわすものともいえます。

さて、株式投資のメリットは以下のように言えると思います。

  • 株価が値上がりし、売却すると利益を得られる(=キャピタルゲイン)
  • いつでも売買ができる
  • 銘柄によっては配当金を受取ることができる(=インカムゲイン)
  • 銘柄によっては株主優待を受けることが出来る

もちろん、全てが値上がりするわけではないし、自分が買った時点から思惑に反して下がることもあり、 価格が常に変動するリスクがあります。 株式市場は土日祝日や年末年始をのぞけば毎日開いており、株には「満期」がないので、いつでも売買は可能ですが、銘柄によっては品薄だったり希望する値段がつかなくて売買ができない場合もあります。 配当や株主優待などは、そもそも企業が儲かっていなければできないですから、自分が何を一番目的として株式投資をするのかを明らかにしておく必要があります。

売買の単位については、単元株制度が導入されています。株式会社が決める一定株数を1単元として、証券会社を通じての売買における取引単位になります。

<例> 一単元1000株 の銘柄を買いたい場合、 株価が200円だと、200円×1000=200,000円の取引となります。

株式取引には他にもいくつかルールがあります。

  • 注文は「成行注文」か「指値注文」で出す
  • 取引時間が決められている
  • 株式の売買単位が決められている(呼び値といって1円刻みとか10円刻みとか)
  • 1日の株価の上下値幅が決められている

銘柄をどうやって選んでいいか分からない、という方は、まずは株式投資をする目的を明らかにしましょう。

  • 値上がり利益をどのくらいの期間で狙いたいのか?
  • 好きな会社を応援するつもりでずっと保有したいのか?
  • デイトレで手数の多い売買をしていきたいのか?
などなど。

株式投資の投資手法は、本当に千差万別。どれが正解、とはいえないものです。それだけに本サイトでのご案内も非常に難しいのですが、投資信託同様、過去の値動き、売買高、配当の有無やその実績などは確認したほうがいいと思います。

投資をすることが精神的に負担になってしまってはいけませんので、一生資産株として保有し続ける、という目的でない限り、自分の中で「ロスカット」といって値下がりをしてもあらかじめこのくらいの値段になったら損しても売る、といったような決まりごとをしておくと、良いかと思います。

株式投資には主に下記のリスクが挙げられます。

ページトップへ戻る